毎年夏至の夜に開催される「100万人のキャンドルナイト in 金沢市民芸術村」。
今年も6月21日、やさしい灯りと静かな時間を楽しむこのイベントに協力させていただきました。

夕暮れが近づくにつれ、少しずつ人が集まりはじめ、辺りにはどこかワクワクするような高揚感。日が落ちるころには、キャンドルの柔らかな灯りが会場全体を包み込み、多くの人がカメラやスマホを片手にお気に入りの一枚を求めてシャッターを切っていました。

芝生に腰を下ろして音楽ライブとキャンドルの灯りでゆったりとした時間を楽しむ。華やかさではなく「静けさ」や「温もり」を大切にしているイベントだからこそ、どこか心が整うような、優しい空気感に包まれるんだと思います。

今年は土曜日開催ということもあって、来場者はかなり多め。でも不思議と混雑を感じないのは、このイベントの空気感がそうさせるのかもしれません。

キャンドルの灯りは、人の心を照らしてくれる力がある。
そんなことを改めて感じた夜でした。

「でんきを消して、スローな夜を。」
たまにはこんな夜の過ごし方も、いいですよね。